アフリカ・中東地域における最新の安全情報
外務省の海外安全ホームページでは、2026年5月28日時点で22件の最新安全情報が発信されています。このうち、アフリカ・中東地域では、コンゴ民主共和国やウガンダに対しエボラ出血熱に関する危険情報レベル1が発出されているほか、ヨルダン、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦の全土または一部地域に対し、イスラエル及び米国とイランとの間の攻撃の応酬を背景とした危険情報レベル2またはレベル3が継続されています。
外務省は、2026年5月28日時点でアフリカ・中東地域の複数国に対し、渡航に関する危険情報を発出しています。これらの地域への渡航を検討する際は、最新の安全情報を確認し、十分な注意が必要です。
特に、レベル3の地域への渡航は中止勧告がなされており、真にやむを得ない事情がある場合を除き、渡航を控えるべきでしょう。
各国の危険レベルと背景
ヨルダン、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦の全土または一部地域には、レベル2「不要不急の渡航は止めてください」またはレベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が継続されています。これは主に、2026年2月28日以降のイスラエル及び米国とイランとの間の攻撃の応酬を背景とした情勢不安によるものです。これらの地域では、米国関連施設等が攻撃の警告対象となる可能性があり、非常に高い警戒が求められます。
感染症リスクへの警戒
コンゴ民主共和国およびウガンダに対しては、エボラ出血熱に関する感染症危険情報レベル1「十分注意してください」が新規に発出されました。渡航の際は、手洗い、マスク着用、不要不急の接触を避けるなど、基本的な感染症予防策を徹底することが求められます。現地の医療体制や衛生状況も事前に確認しておくことが重要となります。
渡航者が直面する一般的な犯罪リスク
アフリカ・中東地域に限らず、海外では窃盗、強盗、詐欺などの一般犯罪に巻き込まれる可能性があります。外務省の海外安全情報では、多くの国でこうした一般犯罪への注意が促されており、特に観光客や不慣れな外国人はターゲットになりやすい傾向が見られます。
特に観光客や不慣れな外国人は狙われやすい傾向があります。貴重品の管理や周囲への注意を怠らないことが、被害を未然に防ぐ上で重要です。夜間の外出や人通りの少ない場所への立ち入りは、極力避けるようにしましょう。
窃盗・強盗の手口と対策
ひったくり、置き引き、スリなどの窃盗は、人混みや観光地で頻発します。また、タクシー強盗や武装強盗なども報告されており、万が一遭遇した場合は、抵抗せずに身の安全を最優先することが重要です。貴重品は分散して携帯し、多額の現金を持ち歩かないようにしてください。
親切を装う詐欺への注意
見知らぬ人からの「親切な案内」を装って高額な物品を売りつけたり、両替詐欺、いかさま賭博に誘い込んだりする手口も存在します。また、国際ロマンス詐欺のように、SNSなどを通じて親密な関係を築き、金銭を要求するケースも報告されています。甘い誘いには警戒し、安易に応じない姿勢が求められます。
紛争・テロリスクと地域情勢
中東地域の一部では、依然として地政学的な緊張が続いており、外務省の海外安全情報でもそのリスクが強調されています。イランと米国・イスラエル間の情勢を背景に、複数の国で攻撃の応酬があったことが指摘されており、危険レベルが高く設定されている地域が多く見られます。
これらの地域では、不測の事態が発生する可能性が常に存在しています。テロの標的となる可能性のある施設や地域には近づかないようにしましょう。また、大規模な集会やデモなどにも近づかないことが賢明です。
中東地域の地政学的リスク
バーレーン、クウェート、サウジアラビアなどの国々では、米国関連施設等が攻撃の警告対象となる可能性があり、特に注意が必要です。真にやむを得ない事情でこれらの地域へ渡航・滞在する場合には、イランから攻撃の警告がある施設や地域へ近づくことを避け、現地の日本国大使館や総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策を講じることが求められます。
海外安全対策の基本原則
海外渡航においては、事前の情報収集と現地での警戒が不可欠です。出発前には、渡航先の治安情勢、政治状況、文化、習慣、法制度などを十分に調べておくべきでしょう。また、常に周囲の状況に注意を払い、危険な場所や時間帯を避けることが重要となります。
貴重品は分散して携帯し、多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。ホテルのセーフティボックスなどを活用し、パスポートのコピーや緊急連絡先なども準備しておくことが推奨されます。
不審な人物や状況に遭遇した場合は、速やかにその場を離れるなど、自己防衛の意識を持つことが大切です。
緊急時の連絡先と情報収集
万が一の事態に備え、現地の日本国大使館や総領事館の連絡先を控えておくことが大切です。また、家族や友人にも自分の滞在先や連絡先を伝えておきましょう。緊急時の連絡手段を確保することは、安全な海外滞在の基盤となります。
「たびレジ」への登録は、緊急時に大使館から連絡を受け取る上で非常に有効な手段です。これにより、現地の最新の安全情報や、災害・事件発生時の安否確認メールを速やかに受け取ることができます。常に最新の情報にアクセスできる体制を整えましょう。
インターネット接続が不安定な地域もあるため、オフラインでもアクセスできる形で重要な情報を保存しておくことも推奨されます。
日本人渡航者が特に注意すべき点
日本人は一般的に現金を持っていると見られやすく、また争いを好まない性格から、犯罪のターゲットになりやすいとされています。そのため、海外では特に警戒心を持つことが求められます。
目立つ服装や高価な装飾品は避け、周囲に溶け込むような行動を心がけましょう。また、夜間の単独行動は極力避け、信頼できる交通機関を利用するよう心がけることが大切です。
見知らぬ人からの飲食物の提供にも注意し、常に自分の身を守る意識を持つことが、安全な渡航につながります。
対策チェックリスト
- 外務省の海外安全情報を常に確認する。
- 「たびレジ」に登録し、緊急時の連絡網を確保する。
- 貴重品は分散して携帯し、多額の現金は持ち歩かない。
- 夜間の単独行動や危険とされる地域への立ち入りは避ける。
- 見知らぬ人からの甘い誘いや親切には警戒し、安易に応じない。
- 緊急時の連絡先(日本大使館、警察など)を控えておく。
- 不審な状況に遭遇した際は、抵抗せず身の安全を最優先する。
関連用語
- たびレジ:海外滞在中に緊急事態が発生した際、外務省から安全情報を受け取るための登録システムです。
- 海外安全情報:外務省が海外の国・地域ごとに発出する、治安や感染症などの危険度を示す情報です。
- 渡航中止勧告:外務省が発出する危険情報レベル3で、生命・身体に危険が及ぶ可能性が高く、渡航を止めるよう強く勧告するものです。
- 国際ロマンス詐欺:インターネットを通じて親密な関係を築き、最終的に金銭をだまし取る詐欺手口です。
よくある質問
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Q渡航前にどのような情報収集が必要ですか?
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A
外務省の海外安全ホームページで最新の危険情報や安全対策を確認し、「たびレジ」に登録してください。現地の治安情勢、風俗習慣、感染症情報なども確認することが重要です。
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Q現地で詐欺に遭ってしまった場合、どうすればよいですか?
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A
まず身の安全を確保し、速やかに現地の警察に被害を届け出てください。その後、日本国大使館または総領事館に連絡し、必要な支援を求めてください。クレジットカード会社への連絡も忘れないようにしましょう。
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Qアフリカ・中東地域で特に警戒すべき犯罪は何ですか?
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A
窃盗、強盗、スリなどの一般犯罪に加え、一部地域では紛争やテロのリスクも高まっています。また、親切を装った詐欺や、強引な物品販売にも注意が必要です。常に周囲への警戒を怠らないでください。
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Q「たびレジ」とは何ですか?
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A
外務省が提供する海外安全情報配信サービスです。渡航先の最新の安全情報や緊急事態発生時の安否確認メールを受け取ることができます。短期滞在者でも登録が推奨されています。


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