「明確な原因は特定できていない」と答え、業者の責任についても「所在を特定することは困難」と回答した。
- 千葉県匝瑳市の津波避難タワーが完成10年で腐食し使用中止
- 市は原因不明、業者責任特定困難とし、住民から憤りの声
- 建て替え費用は高騰し1億4000万円に、財政厳しく着工見通せず

人命に関わるはずの施設が、たった10年で無価値になるなんて…。
Xの反応
7830万円かけて10年で使用不能は痛いな
— ゆうなみ(遊波) (@Yuh_73) September 5, 2025
メンテも考えるべきだね!海の近くなら当然腐食はすすむ、、素人でもわかる
— 利回りかいと|元銀行員💰 (@exbank_kaito) September 5, 2025
震災を忘れないっていうなら予算なんか最優先でひねり出さなきゃいけないんじゃないの?^^;
— ノイエ (@neue5588) September 5, 2025
重塩害地区の建物は、メンテナンスが重要。
— ヤッシー (@Yassy_San1) September 5, 2025
作って放置するな
毎年、点検しろ
必要なら錆止め塗り直せ
そういうところのコストが重要なんやぞ!!!
まぁでも、10年前は今よりも津波に対する恐怖心が強くて「まずは早く造ろう」となったんじゃないかな。
— こぶね式 (@mosatto) September 5, 2025
失敗することもある。責任者探して叩くより、しっかり原因究明・改善が大切。
「津波あんまり来ないし、建て替えも要らないね」と片付けてしまうのは、怖いですね。
こんなの建てるくらいだったら、
— かすみ (@kasumiso26301) September 5, 2025
少し高さがある、
スーパー建てた方がよくない?
イトーヨーカドーさんとか、
イオンさんとか、
めちゃくちゃ税金安くしてあげてさ、
誘致してみたら?
塩害があるところは、塗装しなくても済むように「溶融亜鉛めっき」にすることが多いんだけどなぁ。
— 編隊飛行 (@hikou1965_1) September 5, 2025
なんで普通のペンキ塗りにしちゃうかな(^_^;)

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勝手に考察
匝瑳市の津波避難タワーがわずか10年で使用不能になった主な原因として、当初の施工時の問題が指摘されています。具体的には、塗装時の下地調整不足や塗料膜の厚さの偏りが劣化を招いた可能性が、市が指示した現地調査で報告されました。本来、塩害対策として腐食に強い塗装が施され、耐用年数も31年と見積もられていたにも関わらず、完成当初からサビの進行が速かったといいます。
その後、施工業者を含む3社が修繕に協力したものの、腐食はさらに進行した結果となりました。市は「明確な原因は特定できていない」とし、業者の責任も「所在を特定することは困難」と回答しています。この対応は、初期の調査報告と現状の間に存在する矛盾を解消するものではありません。他の2箇所のタワーは問題がないとのことで、今回のタワー特有の問題であった可能性が高いでしょう。適切な施工監理と、問題発生時の迅速かつ抜本的な対応が不足していたと考えるべきです。

初期対応の甘さが、命の砦を無用の長物にした。
FAQ
- Qなぜ耐用年数31年と見積もられたタワーが、わずか10年で使えなくなったのでしょうか?
- A
市が指示した現地調査では、塗装時の下地の調整不足や塗料膜の厚さの偏りが原因で劣化が生じた可能性が指摘されました。塩害対策として腐食に強い塗装が施されていたにも関わらず、サビの進行が速かったとされています。
- Q津波警報時に住民はどこに避難すれば良いのでしょうか?代替施設は十分に安全と言えますか?
- A
市はタワーから約400メートル内陸にある県東部家畜保健衛生所と協定を結び、その建物を避難場所としています。市総務課の担当者は「保健衛生所の建物はタワーより高い」と説明しており、実際に津波警報時には地元住民が避難した実績があります。
- Q建て替え費用が当初の約2倍に高騰していますが、その費用は誰が負担し、今後の見通しはどうなっていますか?
- A
建て替え費用は当初の約2倍の1億4000万円に達する見込みです。市は財政状況が厳しく、予算計上が困難なため、施工時期は見通せないと回答しています。また、明確な原因や業者の責任特定も困難とされており、公費負担の可能性が高い状況です。
編集者の感想
このニュースを読んで、正直、胸が張り裂けそうになりました。東日本大震災の教訓から、国の復興交付金を使って7830万円もかけて建てられた「命の砦」が、たった10年で「危険につき立ち入り禁止」の看板を掲げるようになるなんて、まるで夢を見ているかのようです。住民の方々の「こんなに早く駄目になるなんて、あまりにもひどい」「なぜすぐにさびるようなタワーを建てたのか」という声を聞くと、90年代のドラマ「金八先生」で不良生徒が叫ぶ「信じられない!」というセリフが頭をよぎるんです。
しかも、市は「原因不明」「責任特定困難」と、まるで「言い訳は許さない」と歌ったあの頃のJ-POPのように、責任を回避しているように聞こえますよね。これじゃ、まるで税金をドブに捨てたようなものじゃないですか。さらに、建て替え費用が当初の2倍の1億4000万円に跳ね上がり、財政難で着工もできないなんて、まさに「泣きっ面に蜂」ですよ。これは単なる建設ミスではなく、公共事業における透明性と説明責任の欠如、ひいては住民の安全を軽視する姿勢が浮き彫りになった案件だと私は思います。

税金と住民の安全をないがしろにした、悲しきタワーの末路。
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