- 73歳男性が警察官名乗る詐欺容疑で逮捕される
- 名古屋地検は当該男性を不起訴処分とした
- 男性自身も1億円超の詐欺被害者だったとみられる
https://www.sankei.com/article/20250813-QEMSVT42TNOQZJQ6MLDHBGUVSI/ (2025年8月13日閲覧)
Xの反応
詐欺被害にあった者が詐欺をしても罪には問わないってことですか??
— ハヤカワ 🤽♂️🫧 アイコンは信濃(のつもり) (@oinunirihc) August 13, 2025
この原理で不起訴になるなら、もう何でもありじゃないですか
最近は罪をおかして逮捕された者らがなぜか不起訴ばかりで、これでは真っ当に生きてる者ばかりが馬鹿をみる社会だし、泣き寝入りしかなくなるhttps://t.co/uHGg86dCRH
こちらも不起訴の理由は明らかにしていないとのこと。
— Tapioca@aotatsu (@st_tapioca) August 13, 2025
多いなぁ。
それにしても、1億円詐欺られた高齢男性が高齢女性から詐欺るって地獄みたいな流れだなぁ。 https://t.co/MD2dt2c47w
FAQ
- Qどうして犯人は不起訴になったのですか?
- A
名古屋地検は、この無職男性(73)を不起訴処分としたものの、その理由は明らかにしていないと記載されています。
- Q高齢者は詐欺に遭いやすいですか?
- A
はい。統計データ上、高齢者(65歳以上)は詐欺、特に「特殊詐欺」の被害に遭う確率が極めて高いと言えます。警察庁が発表している統計を見ると、被害の大部分を高齢者が占めているのが実情です。
令和5年(2023年)の特殊詐欺被害者の状況
- 被害総数: 19,033件
- 65歳以上の被害者数: 16,536件
- 全被害者に占める65歳以上の割合: 86.9%
この数字が示す通り、特殊詐欺被害の約9割が高齢者によって占められています。
https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/hurikomesagi_toukei2023.pdf (2025年8月13日閲覧)
編集者の感想
このニュースは、特殊詐欺の複雑さと根深さを改めて感じさせる内容だと個人的に思います。加害者として逮捕された人物が、同時に巨額の被害者でもあったという事実は、単純な善悪二元論では捉えきれない、現代社会の歪みを象徴しているように感じました。
特に、自身が被害に遭った後に、加害グループに勧誘されてしまった可能性という点は、詐欺の連鎖と被害者の心理的弱みにつけ込む手口の巧妙さを示唆しているように思えます。
不起訴の理由が明確にされていないものの、この男性が被害者でもあったという背景が、処分に影響を与えたことは想像に難くありません。
このような事例は、詐欺対策を考える上で、被害者救済だけでなく、加害者を生み出す土壌にも目を向ける必要性があることを示唆していると感じました。

詐欺被害者が詐欺加害者になる件について、あなたはどう思いますか?ぜひコメントでご意見を聞かせてください。
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